薬学部薬学科
Faculty of Pharmaceutical Sciences
地域医療に貢献する
薬剤師を育成します
少人数教育と薬学教育センターによる徹底した支援体制
充実したカリキュラムと学生の個性に応じた手厚い指導により、
地域社会で活躍できる薬剤師への道筋をしっかりとサポート!
時代に適した薬剤師の育成を目指します。
薬学部では、薬学教育センターにより入学前教育やリメディアル教育を積極的に取り入れ、さらに必要に応じて補習講義(フォローアップ教育)を行うことで、低学年の段階から学力アップのためのプログラムを充実させています。
また、1年次から臨床系科目を導入し、早期から薬剤師として必要な知識だけでなく、医療現場への体験実習などを通して高い意識や倫理観を学んでいきます。
少人数での教育体制だからできる学生と教員の密なコミュニケーション環境を生かし、学力の確認だけでなく、学修への意欲や学修方法などに対する具体的なアドバイス、学生生活の支援、様々な問題や不安の解決など、学生個人に合わせた手厚いサポートのもと、社会で活躍できる薬剤師を育成しています。
平成16年に開設された本学部では、数多くの卒業生が薬剤師国家試験に合格して薬剤師となり、地域医療の担い手として活躍しています。
薬学部の特徴
国家試験合格率
年間200コマ以上の演習、学生要望に基づく補講、加えて外部講師による特別講習会(夏期、秋期、冬期、直前)、隔月で実施する模擬試験などの多彩なカリキュラムで合格を目指し強力にバックアップします。
就職率
全国・地方とも薬剤師不足が深刻な状況となっています。薬剤師の活躍の場は今後も拡大し、高い求人倍率が続く見込みです。青森県外出身者の学生も、希望する都道府県への就職を果たしています。
薬剤師となってからも、生涯教育などを通じで、卒業生をサポートします。
患者個人個人にあった薬物治療を自ら考え行動する薬剤師を育て続けます。
授業紹介
3年次
必修薬物治療学教授/輪島 輝明
臨床で活躍するための基本となる学問
健康な人間が病気になったとき、体の機能がどのような状態になるのか、また体の異常を引き起こす原因が何かを知らなければ、薬を安全かつ有効に用いることはできません。将来薬剤師として必要になる薬物治療の基礎知識を体系的に学びます。
1年次
必修微生物学(病原微生物と感染症)教授/清水 保明
感染症の仕組みと予防を学ぶ
私たちは、一生の間に沢山の感染症(インフルエンザ、食中毒等)に罹ります。微生物学では、感染症を引き起こす細菌、ウイルス、真菌等の構造や増殖の仕組みを知るとともに、感染症から身を守るための感染予防策についても学修します。
4年次
必修実務実習事前学習准教授/幸坂 英明
実務実習で通用する知識と技術を学ぶ
5年次になると病院・薬局で実務実習を行い、チーム医療で活躍できる薬剤師になれるよう学びます。そのために4年次の実務実習事前学習では、個々の学生の能力に応じて、きめ細やかな指導を行います。実務実習で十分通用する実習生となるよう知識と技術を学びます。
カリキュラム
下記の科目は、各学年で履修する科目の一例です。
取得できる資格
薬剤師であれば資格取得に考慮・免除がある資格
●健康食品管理士 ●作業環境測定士 ●甲種危険物取扱者(受験資格) ●建築物環境衛生管理技術者 ●環境計量士(特別講習免除) ●労働衛生コンサルタント(科目免除) ●公害防止管理者(大気第2種、水質)(要実務経験)
薬学部を卒業すると得られる資格・業務
●薬剤師国家試験受験資格 ●水道技術管理者(要実務経験) ●廃棄物処理施設技術管理者(要実務経験)
薬剤師であれば取得できる資格(業務)
●医薬部外品、化粧品および医療機器の製造販売業の総括製造販売責任者 ●医薬部外品、化粧品および医療機器製造所の責任技術者 ●店舗販売業務等の責任者 ●毒物劇物取扱責任者 ●検疫委員 ●放射線取扱主任者(医薬品等製造所) ●薬事監視員(任用資格) ●食品衛生管理者 ●麻薬管理者 ●向精神薬取扱責任者 ●環境衛生指導員(任用資格) ●麻薬取締役官(任用資格) ●第一種衛生管理者 ●飼料製造管理者 ●配置販売業者 ●介護支援専門員(ケアマネジャー)
薬剤師でなければできない業務
●調剤業務 ●薬局の管理者(管理薬剤師) ●医薬品製造販売業の統括製造責任者 ●医薬品製造業の管理者 ●学校薬剤師 ●保険薬剤師 ●認定薬剤師 ●専門薬剤師 ●かかりつけ薬剤師 ●認定実務実習指導薬剤師 ●スポーツファーマシスト
在学生インタビュー
- 薬学部 薬学科3年 野坂 有未さん (青森県立青森東高等学校出身)
集中して目標に取り組める環境
幼い頃から医療業界に関心があり、さまざまな職場体験を経験する中で一番興味を持った薬剤師を目指すことに。青森大学は学生と教員の距離が近く、授業時間外でも気軽に相談できる環境が魅力です。
また、定期的に行われる自由参加型の補講によって理解度を深めることができます。
少人数なので、コロナ禍でも対面で授業が受けられることも安心です。